今日（12/16）我が家に新しい仲間が加わった。
「HARLEY DAVIDSON XLH883」
1996年式のそれは心ある人たちのおかげで15年前からワープしてきたようなコンディションで僕の元へ届けられた。
なぜ'96に拘ったのかは書くと長くなりそうなので、いずれ機会があれば紹介していくとしよう。
逸る気持を抑えきれず早速エンジンを掛けてみる・・・。
落ち着いたアイドリングを聞いただけで、このバイクを仕上げてくれたＮ氏のスキルの確かさを垣間見ることが出来て思わず笑顔になる。
加えて当時の本国仕様のマフラーが奏でる何とも心地いい排気音を聞き更に頬が緩む。
寒風の中挨拶代わりにいつものお散歩コースをゆっくり流す。
直接的なのに角が取れた自然なバイブレーション、やっぱり余計な演出はない方がイイと思う。
バイク全体が醸し出すゆったりとしたリズムと自分のそれがシンクロしてほんと心地良い。
難しいことはわからないけど、今のハーレーが捨ててしまった大切なものをきっとコイツは持っているのだろう。
綺麗な夕焼けと柔らかい鼓動に包まれながらコイツを走らせていると心の底から幸せだなあと思えた。
１人しか乗れないし、快適装備なんて一つも無いけど、これでいい！と本気で思える魅力が満載だ。
人もバイクも、そして人生も少し足りないくらいがちょうどいいのかもしれない・・・。
そう、primitiveでいこう！
